あの悲劇から約2週間、悩みに悩んだあげく「やっぱりカメラ欲しい」ということで、今回は知り合いのプロカメラマンに同行してもらってカメラを買いに行くことになりました。一人で悩んでないで詳しい人に相談するのが一番ですね、何事も。
▼過去の悲劇はこちらを参照
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【悲報】「レンズを認識できません」NEX-5R
「なんじゃこりゃ!?」 今朝、いつも通り犬の散歩に出かけ、良い天気だったので写真を撮ろうと思い構えたところ、「カチッカチッ」と音がして何だろう?と思っていたら、「レンズを認識できません」と表示がでまし ...
紆余曲折ありましたが、今回本当に納得できるカメラを購入できました。大切に使っていきたいと思います。そしてこれからどんどん写真を撮って、オーストラリアンラブラドウードルの魅力を伝えていきたいと思います。
今回、「NikonのD5200」を購入したのですが、「今後犬撮りをしたい!」という方の為に、このカメラを選んだ理由を紹介したいと思います。
中古で安く購入
コンセプトはやっぱり相変わらず「中古で安く」です(笑)カメラは中古でも良いのがたくさんあるので初心者の私には中古で十分満足できます。逆に良いカメラは中古だからと言って激安になるわけはないみたいですね。カメラが好きな人の中でうまく回っているんだなぁと感じました。前回購入した「NEX-5R」は運悪く初期不良となってしまいましたが、使用した感じでは十分満足できていました。
今回は同行していただいたカメラマンお勧めということで、中野の「フジヤカメラ」に行ってきました。
カメラ好きな方には定番のお店で、都内の三大カメラ屋さんのうちの一つだそうです。
西の横綱Nikon、東の横綱Canon
カメラメーカーはいろいろとありますが、私なりに調べた結果、「Canon」「PENTAX」「Nikon」の中から選ぼうかなと考えていました。まあ、調べるまでもないほどの有名どころですね(笑)
今はどのメーカーも性能が良く、どこを選んでも良いようですが、中でも「Nikon」「Canon」は圧倒的に人気・信頼性があるので、初めてということであればどちらかにしてみたら良いんじゃない?ということでした。ちなみにカメラマンの方は「Nikon」を愛用しているとのことだったので、店内をざっと見てからまずは「Nikon」を見ることにしました。
サイズ感は見ないとわからない
カメラを選ぶならやっぱり実物を見た方が絶対に良いですね!良い写真を撮りたいと考えれば自然と上位機種に目が行くかと思いますが、そうすると想像以上にカメラは大きかったです。私の場合、散歩中に犬を撮ったりするのが目的なので、正直大きすぎると使いがってが悪くなります。(そもそも上位機種を買う余裕はありません)
カメラを買う際は、とにかく一度は店に足を運んで実物を見ることをお勧めします。実物を見て、実際に使用する状況をイメージして選ぶことが大切だと感じました。
この機種はグリップが持ち易く、片手でもしっかりと持てたので犬の散歩をしながら使うにはもってこいだと思いました。
液晶モニター可動タイプが良い
実はこの可動タイプの液晶モニターというのが、私が「D5200」を購入した最大の理由でした。犬を撮る場合、どうしても犬の目線で撮りたいと思うようになります。
むしろ犬を下から見上げるくらいに撮りたくなります(笑)上の写真のように液晶を動かせば犬を下から見上げるような写真も無理な姿勢にならずに撮れます!
いつも犬目線の楽しい写真を撮っている知人はいつも腹這いになって撮っているらしく、撮っている姿を見られるのが非常に恥ずかしいそうです(笑)
この可動タイプの一眼レフカメラは他のメーカーにはあまりない「D5000シリーズ」の特徴らしいので、その時点で機種はこれに決めてしまいました。
ファインダーはあった方が良い
私は今までファインダーが無いカメラしか使ったことがなかったので、そもそもファインダーの必要性がわかりませんでした。
「液晶見ながら撮ればいいじゃん」と思ってました。
実際、今までファインダーが無くて困ったことはありませんでした。厳密に言えば、
- ファインダーを覗いて撮る方が、フォームが安定する
- 液晶より実物に近いクリアな像で被写体を確認できる
- オートフォーカス(AF)が速い
などなどいろいろあるようですが、正直私にはマニアック過ぎて実感がわきません。
ただ、私がファインダーがあった方が良いと思ったことが3点あります。それは
- 液晶を使用していると電池の消耗が激しいので、ファインダーを覗いて撮る方が電池が長持ちする
- せっかく一眼レフを使うのだからファインダーを覗く方がカッコイイ(笑)
- 実際なんとなく撮りやすいし、楽しくなるし、やる気が出る(笑)
ということで、私にとっては気持ちの問題が大きいですが、ファインダー気に入ってます。
レンズの違いに感動した
カメラを購入するにあたり、一人で悩んでいた時はレンズを選ぶという余裕も知識も無く、セットで販売されている標準的なレンズでいいやという感覚でした。
ところが、実際お店でレンズを比べさせてもらうと、レンズを変えただけで全然違うじゃん!という衝撃を受けました!
標準的なレンズは「18-55mm」というタイプですが実際覗いてみると、まあ普通のズームです。今まで使用していたデジカメと同じ様な感覚でズームができるなぁという感想でしょうか。今までと違うのは画像が粗くならないでズームできるんだなぁというところでした。
しかし次に試したのは「18-200mm」です。数字的には確かにたくさんズームできそうです。そして実際覗いて見ると、「すげ~、すげ~、こんなにズームできるの~?」としきりにレンズをクルクル回して遊んでしまいました(笑)
この感覚は「普通に撮ったもの」「ズームして撮ったもの」という写真比較を見せられてもわからないと思います。
「18-55mm」でも自分ではまあ満足していたつもりだったのですが、心のどこかで「もうちょっとズームできればいいのにな」という物足りなさ感が実は少しだけありました。でも「18-200mm」は自分の思い通りの所までズームできる感覚でした。試した瞬間「このレンズじゃなきゃ駄目だ」と思いました。
「これならドッグランで遠くを走りまわっているロッティを思う存分撮れそうだなぁ~」とニヤニヤしてしまいましたよ(笑)
もはやカメラ本体の性能うんぬんかんぬん言ってるより、レンズにこだわるだけでいいんじゃないか?と思ったほどです。
ということで、犬撮りを始める方は、ズームがたくさんできるレンズを絶対お勧めします!(ざっくりな表現ですみません)
ちなみにこのレンズは「Nikon製」ではなく「TAMRON」のレンズです。同サイズで同価格なんですが、「Nikon製」よりもズーム倍率が少し高いのです。店員さんが勧めてくれました。
ここの店員さんはみんな「カメラが好き!」という店員さんばかりで、話を聞くとみんな楽しそうに説明してくれるのが印象的でした。
もちろんWifiは必須です
最近のデジカメは「Wifi」が内蔵されているものがほとんどで、スマホと連携させるには、絶対必需品です。残念ながら今回購入した「D5200」には内蔵されておらず、「D5300」から内蔵されているようでした。
しかし世の中便利になったものです。なんと「Wifi」がSDカードに内蔵されているものがあるのです。すばらしい!これで十分じゃないですか!
まとめ
今回カメラマンの方が一緒に付きあってくれたおかげで、良い買い物ができました。一人でネットで黙々と調べるよりも詳しい人に聞く!実際店に行って店員さんに聞く!が一番だと思います。
そしてカメラ選びで感じたことですが、今の時代、私のような初心者にとってはカメラの性能はどこのメーカーでも十分な性能を持っています。
(「D5200」は4年前の製品ですが、私にとっては性能は十分です)
ですので、初めてカメラを検討する方は、
- 外観(サイズ、デザイン、持ち易さ)
- 使い易さ
- レンズ(何を撮りたいかに応じて選択。「とりあえず標準でいいや」はダメ)
にポイントを絞るといいんじゃないかなと思います。